ガーデナーに大人気のクリスマスローズ。
私も大好きで、つい増やしてしまいます。
が、寒さに強いので冬はいいとして、関門は夏。
暑い・蒸れる・直射日光と、ベランダの環境は地植えよりもさらに夏越しのハードルが高くなります。
毎年枯れてしまう苗は出てくるのですが、今年はより過酷でした。
夏越しの結果と、残った株の現状をまとめました。
栽培環境:鉢植え栽培。春夏は南東側、秋冬は西側ベランダ。
蒸れを防ぐため、棚置きかフラワースタンド使用。
夏場は遮光するか半日陰に置くが、温度は高くなりやすい。
風通し・日当たりは良く、雨には当たらない。
夏の昼間、鉢を触るとかなり高温になっていました‥
根もかなりダメージを受けていそうです
夏越し結果
枯れた(または枯れそうな)株
すべてガーデンハイブリッドです。
ゴールドダブル(6年生)
色不明ダブル(3年生)
ピンクセミダブル・ブラックセミダブル(2年生)
ゴールドダブルと2株植えのブラックは、引っ張ると茎の根元から腐っている感じで、完全にダメそうでした。
色不明とピンクはまだ茎の根元が固かったので、半分諦めつつも、「もしかしたらまた葉が生えてくるかも‥」とたまに水をあげています。
追記:この2株は復活し、新しい葉が生えてきました!
枯れてしまったゴールドダブルの開花時の姿。
これまではあまり咲かなかったけど、今年は一気に7輪も咲いてくれたので今後に期待していたのですが‥。
ただ今考えると、春にもあまり茎が伸びず低い位置での開花だったし、その時から調子が悪かったのかもしれません。
他は、昨年秋に入手した株でした。
葉は枯れたが、新芽が出た株
実生苗(色ミックス/2年生)
宿根草(アジュガ、ツルバキア、アルメリア)と大鉢に寄せ植えしていた株。
葉は枯れていましたが、新芽が出ていました。アジュガが日差しから株元を守ってくれていたようです。
色不明ダブル(3年生)
こちらも葉は暑さで枯れていますが、9月下旬から新芽が出てきました。
枯れた葉を取り除き、すっきり。これから大きな葉が出てきますように。
カラーリーフ(5年生)
こちらはカラーリーフの株。暑さには比較的強く、これまでは葉が枯れずに夏越し出来ていたのですが、今年は難しかったようです。
「ダメかな?」と思いましたが、枯れた葉を取り除いてみると新芽がのぞいていました。
真ん中の株。
葉色・花色ともにシックな感じでお気に入りの株でした!
枯れませんように‥
なかなか元気な株
アプリコットセミダブル・レッドセミダブル(2年生)
2株植えにしている鉢。葉が半分ほど枯れています。
昨年までは、どの株もこのくらいのダメージで済んでいました。
枯れた葉を取り除き、緑の葉だけになりました。来年咲いてくれるでしょうか。
スノーローズ ピンクフロスト(5年生)
迎えてから、もうすぐ3年のピンクフロスト。
夏の間、葉が多いのですぐ水切れし、くたっと茎が倒れていましたが、水やりをすると回復していました。
葉焼けはあるものの、ほぼ葉が減っていません。この後に枯れた葉を取り除きました。
まとめ
10株中、枯れた(または枯れそう)なのが4株、新芽・葉があるのが7株という結果でした。
残っている株もそこそこダメージを受けていそうなので、来年の開花はどうかな?といった所ですが、猛暑に耐えて生き残ってくれただけ上出来です。
環境はベランダではこれ以上の対策ができないので、来年以降はより遮光率を強めるか、二重鉢などにしようかと考えています。
なかなか難しいですが、やはりクリスマスローズが好きなので頑張ります!