こんにちは、ハチコです!
このブログでは
・初心者でもカンタンに
・鉢植えやベランダで
ガーデニングを楽しむ方法を紹介しています。
よかったら見ていってくださいね♪
初夏から秋にかけて、爽やかな青い花を咲かせるブルーデージー。
初心者でも育てやすく、人気の斑入り品種は花が無い時期もカラーリーフとして楽しめます。
今回はそんなブルーデージーの育て方をまとめました。
ブルーデージーってどんな花?
ブルーデージーは和名をルリヒナギクと言い、南アフリカが原産の植物です。
やや硬く厚めの葉と細い花茎が特徴的で、空色の花はガーデンでもひと際目立ちます。
名にデージーと付くものの、ヒナギク属のデージーとは別種です。
日本で一般的に『ブルーデージー』と呼ばれているのは、フェリシア属のフェリシア・アモエナ(Felicia amoena)とフェリシア・アメロイデス(Felicia amelloides)という種類。
特にフェリシア・アモエナの斑入り品種は人気があり、多く流通しています。
他には葉がライムグリーンの品種、花が白いものなどもあります。
こちらの「アズールブルー」という品種は、花色が淡く空色です。従来の品種よりも多花性・四季咲性が高く人気があります。
『フェリシア』として販売されているのは、同じフェリシア属のフェリシア・フェテロフィラ(Felicia heterophylla)で、こちらは1年草で別の種類。種から育てるのが一般的です。
ブルーデージーの育て方
基本データ
原産地 | 南アフリカなど |
分類 | キク科フェリシア属 |
形態 | 半耐寒性多年草 |
草丈 | 20~50cm |
花期 | 3~5月、9~11月 |
特徴 | 生育旺盛。日当たりを好むが高温多湿は嫌う。 多年草だが、年々草姿が暴れやすいため、挿し木で株を更新する。 |
栽培環境/夏・冬の管理
日光を好むため、通年日当たりの良い場所で管理します。
高温多湿の環境下で蒸れやすいため、地植えならレイズドベッドのように高めで水はけの良い花壇、鉢植えの場合はフラワースタンドなどを利用して風通しの良い環境にするとよいでしょう。
夏越しには涼しい半日陰が適しています。
生育旺盛なため水切れには注意し、葉に水がかからないように水やりをします。
冬場は霜や北風に当たらないよう、軒下などで管理します。
0℃以下になる地域では、室内に入れると安心です。
用土・植え付け方法
水はけの良い土を好みます。
市販の培養土に赤玉土小粒を3割ほど混ぜるか、赤玉小粒と腐葉土を7対3で混合すると良いでしょう。
鉢が大きい場合は鉢底石を敷きます。植え付け時、元肥をとして緩効性化成肥料などを施しておきます。
元肥にはマグァンプがおすすめ
植え付け適期は3~4月と9~10月。植え替えも夏の暑さが落ち着いた9~10月が適しています。
株間隔・鉢の大きさ
ブルーデージーは生育旺盛で、場所さえあれば1年で縦横40cmを超える大きさになります。
3号のポット苗を植えつける場合、単体なら5~6号ほどの鉢を選びます。
他の草花と寄せ植えにすることもできますが、蒸れに注意して管理し、早めに単独で植えかえた方が元気に育ちます。
50cmほどのプランターなら3株植えが良いでしょう。
地植えの場合は、株間隔を30cm程ほど空けます。
肥料・水やり
ブルーデージーは適切に肥料を与えると花付きが良くなります。
真夏以外は月に1度、液体肥料か緩効性化成肥料を規定より少なめに与えましょう。
剪定
花が終わった6月頃、全体を半分~3分の1程度に切り戻します。
夏場の蒸れを防ぐ事ができる他、分岐を促し秋によく花が咲きます。
増やし方
主に挿し木で増やします。適期は4~5月と9~10月。
春に挿し木しておくと、寒くなるまでに根を張ることができ、冬を越せる可能性が高くなります。
枝を5cmほどの長さで先端を斜めにカット。
下の葉を取って赤玉土や鹿沼土などに差し、日陰で水を与えつつ管理すると高確率で発根します。
2年目以降は株が暴れたり枯れやすくなるため、
挿し木で保険株を作っておくと安心です
こちらの記事に、挿し木株の成長を載せています。
病害虫
アブラムシやハダニが付くことがあります。
アブラムシは手やティッシュで取り除くか、オルトランなどの薬剤を使用します。
ハダニは水でシャワーを掛けると落とすことができます。葉裏にもしっかり水を掛け、その後は風に当て乾かします。
ブルーデージーの育て方まとめ
・日当たり・風通しを良く
・夏と冬は置き場所に注意
・挿し木しておき、2年単位で株を更新すると長年楽しむことができる
いろいろなお花と組み合わせても可愛いブルーデージー
ぜひ育ててみてくださいね