こんにちは、ハチコです!
このブログでは
・初心者でもカンタンに
・鉢植えやベランダで
ガーデニングを楽しむ方法を紹介しています。
よかったら見ていってくださいね♪
初夏から冬の手前まで、涼やかな白や青の花をたくさん咲かせるルリマツリ。
大きくなるイメージですが、鉢で管理すればベランダでも栽培が可能です。
今回はルリマツリの育て方についてまとめました。
ルリマツリってどんな花?
ルリマツリは、半つる性の熱帯花木です。
和名はルリマツリ(瑠璃茉莉)、アオマツリ(青茉莉)や学名のプルンバゴ(プルンバーゴ)という名でも呼ばれています。
暑さに強く生育旺盛、花を多くつけるのでガーデナーに人気があり、ホームセンターでも多く流通しています。
寒さにはやや弱いですが、関東では屋外で冬越しすることも多くあります。
カラーバリエーションと仲間の品種
ルリマツリには、ブルーとホワイトのカラーバリエーションがあります。
白と青で混色にしても爽やかです。
こちらの「インペリアルブルー」は、普通のブルーよりも色が濃くてキレイです。
その他、同じイソマツ科には
・アカマツリと呼ばれる「プルンバーゴ・インディカ」
・ルリマツリモドキやブルーサファイヤと呼ばれる鮮やかな青色の「チャイニーズ・プルンバーゴ」
・紅葉する「ブータンルリマツリ」などがあります。
ルリマツリモドキとブータンルリマツリは、ルリマツリ属ではなくルリマツリモドキ(ケラトスティグマ)属です。
ルリマツリの育て方
基本データ
原産地 | 南アフリカ |
分類 | イソマツ科ルリマツリ(プルンバーゴ)属 |
形態 | 半耐寒性常緑低木 |
草丈 | 0.5m~1.5m |
花期 | 5月~11月 |
特徴 | 半つる性で生育旺盛。 常緑樹だが、日本の冬では落葉して越冬することが多い。 |
栽培環境/夏・冬の管理
日光を好むため、年間を通して日当たりの良い場所で育てます。
暑さに強いため、夏場は水切れだけさせないようにすれば、放っておいてもよく育ちます。
冬場は葉が落ち、枯れたようになりますが、翌年春頃にまた新芽を出します。
冬場は腐葉土などで株元をマルチングして保護し、0℃以下になる地域では凍結させないように屋内で冬越しさせるのがよいでしょう。
用土・植え付け方法
水はけのよい用土を使用します。
市販の培養土に赤玉土を3割混ぜたものか、赤玉土と腐葉土を7対3で混合したものに、緩効性化成肥料を元肥として施します。
植え付け・植え替えの適期は4~6月です。
株間隔・鉢の大きさ
ルリマツリは短期間で大きく成長するため、生育できるスペースを多めに作っておきます。
地植えでは、50cm~1m四方程度を空けておきます。スペースに合わせ、剪定や誘引で縦方向に伸ばしたり、壁面仕立てにするのも人気があります。
鉢植えの場合、8~10号サイズの鉢を用意すると良いでしょう。
枝が上や横に伸びるため、フラワースタンドで高さを出すか、支柱やトレリスに誘引するのがオススメです。
こちらに、いろいろな鉢に植えた様子を載せています!
肥料・水やり
春から秋まで、緩効性化成肥料を適量与えます(元肥を与えた場合は切れてから)。
花が咲く時期は体力を使うので、1~2週間に1度液体肥料も足すと花付きが良くなります。
普段の管理
ルリマツリは球形の花を咲かせるので、大部分の花がしぼんだら花茎の下からカットします。
増やし方
春から秋にかけて、挿し木で増やすことができます。
ルリマツリはどこで剪定しても開花するため、伸びた枝を剪定したときに挿し木しておくのがおすすめです。
2~3節でカットし、上部1枚以外は葉を落として鹿沼土や赤玉土に差し、水を切らさないように管理します。
病害虫
暖かくなるとハダニやカイガラムシが付くことがあります。
ハダニには水でシャワー、カイガラムシはティッシュや歯ブラシでこすると落とすことができます。
ルリマツリの剪定・仕立て方
ルリマツリは枝が良く伸び、枝から垂直に新しい枝を生やすため、放っておくと樹形が暴れがちです。
その反面、半つる状でどこでも剪定できる性質を生かし、好みの形に樹形を仕立てることができます。
人気の仕立て方としては、
・高めの鉢やフラワースタンドを利用して自然に垂らす自然樹形仕立て
・フェンスや壁面に誘引する
・トレリスや支柱を立てる
・ハンギング
・観葉植物のように挿し木苗を3本ほど三つ編みにしたスタンダード仕立て
などがあります。
ルリマツリの育て方まとめ
・暑さに強いが、長時間の直射日光と水切れに注意。
・大きく成長することを見越してスペース確保。
・枝が暴れやすいので、適宜誘引や剪定をして抑える。
育てやすくて可愛らしいルリマツリ。
夏のガーデンをさわやかにしてくれること間違いなしです!
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