公園や街中でも多く見かけるアガパンサス。
世界中で愛され、現在では300種以上の園芸種があるそうです。
ここでは最新品種の紹介と、実際に育ててみた成長記録を記載しました。
我が家のアガパンサス 成長記録
アガパンサスはあまりホームセンターなどでは見かけないため、ネット通販で購入しています。
品種がたくさんあって迷ってしまいますが、私が育てている初心者にもおすすめの品種を紹介します。
ファイヤーワークス
華やかな白と青紫のバイカラーで、直径15cmほどの大輪の花を咲かせます。
草丈は60cm程度。
”クィーンマム” という品種を、花の大きさはそのままに、草丈を小さく改良したものだそうです。
生育旺盛で良く増え、たいしたお世話はせずとも豪華な花が咲くので、大変気に入っています。
他の植物の場合、大輪の品種はわき芽かきやお礼肥などの世話が必要なため、放置していてもきちんとその品種らしい花をつける植物は貴重です。
植え付け
秋に植えつけたばかりの様子。白い丸がファイヤーワークスで、1株だけの小さな苗でした。葉は5枚です。
一緒に購入した宿根草と寄せ植えにしましたが、ファイヤーワークスが見る見るうちに大きくなったので、慌てて1か月後くらいに単体で植え直しました。
9か月後
翌年夏の様子。1年も経たないのに、驚くほど株が増えました。太くしっかりした葉が数えきれないほど出ています。直径27cmの9号深鉢に植えています。
テラコッタの鉢は乾燥気味に管理できるため、生育が良いです。
1年9か月後
植えつけ2年後の開花です。さらに花数が増え、花の大きさも昨年より一回り大きくなっています。
鉢がきつくなってきたので、今秋株分けをする予定です。
四季咲きアガパンサス・サマーラブ
近年人気のあるサマーラブ。色はホワイトとブルーがあり、我が家ではブルーを植えています。
コンパクトで草丈は40㎝程度。鉢植えがおすすめ。
春から秋にかけて次々に咲く四季咲きの品種です。
うちではまだ初夏の1度咲きですが、株が充実してくると繰り返し咲くようになるそうなので、楽しみに育てています。
植え付け
1年目。1本だけ花芽が上がった小さな株を5号のテラコッタ鉢に植えました。グラグラして安定しなかったため、割りばしで添え木をしています。
1年後
翌年の様子。ひょろひょろだったのが、こんなしっかりして株も増えました。
花色も、昨年よりサマーラブらしく青みが濃くなり爽やかです。
鉢にまだ余裕があるので株分けはせず、来年はより多く花茎を出すよう育てるのが目標です。
ダブルダイヤモンド
アガパンサスでは珍しい八重咲き。
30㎝ほどのコンパクトな品種なので、こちらも鉢植えか花壇前方がおすすめです。
純白でボリュームのある花が次々咲き、とても華やかな品種です。
ご近所で植えているお宅を見つけましたが、花壇の主役になっていました。
昨年はたくさん咲いてくれたのですが、寄せ植えにしたため蒸れて調子を崩してしまいました。
単品で植え直した際に根を切ってしまったためか、今年は花数が少ないです。来年に期待します。
その他
他にもポッピンパープルという紫の品種があるのですが、こちらも寄せ植えで蒸れ、消えかけたところを植え替えて養生に専念しています。こちらも来年に期待です。
アガパンサスを寄せ植えにするのはオススメしません‥
アガパンサス達のその後の成長と、秋のお世話をした様子はこちらです
その他
他にも素敵な品種がたくさんあります!
斑入り
葉に黄色や白の斑が入る品種もあります。
花期以外もカラーリーフとして楽しめますね。
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変わり咲き
花が球形でなく、しだれ咲きやつぼみが開ききらない袋咲きなど、珍しい品種もあります。
濃いブルーやストライプの花
濃いブルーやパープル、茎も黒みがかった品種はあまり見かけないので、花壇でも映えそうです。
おすすめのお店
楽天市場でアガパンサスの品ぞろえが豊富な店舗です。
おぎはら植物園
有名な宿根草の専門店で、アガパンサス以外にも多くの植物を扱っています。品切れになっている場合もありますが、定期的にチェックしていると再入荷することも多いです。特に秋期が在庫豊富です。
小森谷ナーセリー
球根植物専門のナーセリーです。扱う植物はアガパンサスの他、アマリリスやネリネなど。
美しいオリジナル品種が多数あり、見ているだけでも楽しいです。
アガパンサスは裸苗(根が無い状態)で届くため、ちょっと上級者向けかも。
四国ガーデン
こちらもアガパンサスの品揃えが豊富なお店。
ガーデン専門店のため、他の宿根草や庭木、多肉植物なども多く扱っています。
いかがでしたか?
地植えでダイナミックに咲かせるのもいいですが、
色々なカラーのアガパンサスを鉢植えで並べるのもいいですよね♪
次は濃いブルーの品種を狙っています!